プログラマが取得すべき資格

初心者はまず資格を検討

プログラマがスキルアップするなら、資格を目指して勉強することをおすすめします。プログラマの需要が高い＝仕事がみつかる、というわけではなく、しっかりとしたスキルがなければ仕事につながりません。とは言え、プログラマ向けの資格はいくつもあるので、どれを選べば良いかわからなくなってしまうかもしれません。そこで、プログラマのスキルアップにおすすめの資格をいくつか紹介していきます。

Ruby技術者認定試験

日本発のプログラミング言語として有名なRubyには、「Ruby技術者認定試験制度」というものがあります。この試験制度では、Rubyを使ったシステム開発を行うエンジニアや提案を行うコンサルタント、プログラミング講師、プログラミングを学ぶ学生など幅広い層に役立つ知識が扱われます。資格を取得することで、ハイレベルなRubyのスキルがあることを証明できます。

C言語プログラミング能力認定試験およびJavaプログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催・認定している資格です。試験の目的は、C言語を使って言語処理系やユーティリティなどの応用プログラムを開発する能力、仕様変更への対応力などを認定することです。認定基準は最もレベルが高い1級から順に3級まであります。3級はC言語の概念と簡単なプログラムの書き方の理解度を問われるものなので、初心者におすすめです。受験資格は特になく、学歴や年齢に関係なく受験できます。受験時間は3級なら60分と短めで、得点率が60％以上で合格です。3級の出題形式は筆記試験で、マークシートの多肢選択解答形式です。
Javaプログラミング能力認定試験も、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催・認定している資格です。試験の目的は、Javaに関する基本知識、オブジェクト指向に基づくプログラムの作成能力などを認定することです。

PHP技術者認定初級試験

PHP技術者認定初級試験はPHPの基礎力を問われる試験です。初心者向けとは言え範囲が広いため、合格を目指すとなると幅広い分野における学習が欠かせません。PHP技術者認定初級試験に合格すれば、ウェブ開発関連のプログラマとして活躍するチャンスが増えます。